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地震発生時のエレベーターの取り扱いについて

近年、ここ日本では、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災など、数年に一度大きな地震災害に見舞われています。大変悲しいことではありますが、多くの方が甚大な被害を被っています。今回は地震発生時のエレベーターの取り扱いに焦点を当て、万一の際に少しでも被害を最小限にとどめることができるような情報をご案内いたします。

■地震時管制運転装置とは

エレベーターには地震時管制運転装置という装置が、平成21年度に設置が義務化され、それ以降のエレベーターには全て備わっていて国内の約7割のエレベーターに備わっています。
これは地震発生時に地震を感知すると、最寄りの階まで自動で進んで停止してドアを開放してくれる仕組みです。
地震による利用者の閉じ込めやエレベーターの損傷などを最小限に食い止めるための有効な機能となっています。

■エレベーター内で地震に襲われたらまずするべきことは?

地震時管制運転装置が備わっているエレベーターでしたら、押した階の予約はキャンセルされ、最寄りの階で自動停止します。
しかし、そうでない場合も想定して、揺れを感じたら階のボタンを全部押してください。
とにかく、1番近くの階でいいので、エレベーターから出ることが第一優先です。

■もしエレベーターに閉じ込められたら・・・

緊急時のインターホンで救助を要請してください。停電時にもつながるようになっています。
インターホンはつながると同時に、どのビルのどこのエレベーターからの連絡か分かるような仕組みになっています。
携帯電話で連絡する手段もありますが、ビル名やエレベーターの場所などの情報を正確に伝える必要があり、より時間がかかりがちです。

■閉じ込められたエレベーターで絶対してはいけないことは?

絶対にドアをこじ開けようとはしないでください。カゴの外へ出ようとすることは非常に危険です。
また、映画のように天井からの脱出も試みないようにしてください。

■最後に・・・

地震が発生し、ビルやマンションから避難する場合、早く安全なところに逃げたいという気持ちに駆られエレベーターを使用したくなりがちですが、絶対に使用せず階段で降りることが重要です。
「地震が起こった際にはエレベーターは使用しない」、そのことをくれぐれもお守りくださいませ。

【エレベーターの豆知識一覧】

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